大きな病院では、患者さんの治療を行なうとともに、病因に関しての研究なども行なわれるので、個人病院ではなかなか治療できない患者さんや、難病と呼ばれ治療法が確立していない病気に関する研究などが行なわれています。
入院患者さんなども多数いるため、風邪など小規模な病院で治療できるような患者さんは小規模な病院や開業医に任せることとなります。
小規模な病院や開業医は、大きな病院へ行くまでもない、風邪やちょっとした病気や怪我などの患者さんを対象としています。
歯科も含めた開業医は、患者さんを多く集めないといけません。
開業は一種の起業でもあります。
会社がお客さまを獲得しないと仕事にならないのと同じ様に、開業医も患者さんを獲得しなければ医院を維持していくことは難しくなります。
病院も、ただ空き地にぽんと建てると患者さんが寄ってくるわけではありません。
そこにすんでいる人達の年代層、家族構成などの立地条件を下見して立てる必要があります。
建てたらすぐ患者さんが集まってくるわけでもありません。
会社が集客をするように、宣伝したり、患者さんが喜んでくれるようなサービスを展開したり、自然に次も来たくなるような病院にしていく必要があります。
患者さんに愛される病院。
それがいい病院の証であるといえます。
病院で診察してもらった後、患者さんのほとんどが行くところが調剤薬局です。
薬局も患者さんにとっては薬の飲み方やいろんなことを相談できる場所。
医師も、歯科医師も、薬剤師も、患者さんに愛される存在でありたいものです。
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